会計・経理

2013年7月19日 金曜日

限界利益が理解できると

損益計算書は、一定期間の営業成績を表す大切な財務諸表です。
でも、多くの人は、売上と利益しか見ていません。

しかし、損益計算書を理解するためには、
変動費と固定費と限界利益を正しく理解する必要があります。

変動費とは、製造業以外なら、通常、売上原価のことです。
固定費とは、製造業以外なら、経費と営業外損益になります。
限界利益とは、売上から変動費を引いた利益です。

限界利益が理解できると、
「いくらまで値引きできるのか」
「赤字の支店を閉めた方がいいのか」

などがわかるようになります。

ぜひ、日々の営業活動や取引において、この限界利益という視点を持って、発展繁栄を目指してください。

投稿者 税理士法人サクセス・サポート | 記事URL

2013年7月 1日 月曜日

経費節減したはずなのに、お金が増えていない

損益計算書に登場する利益は、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期利益、当期純利益の5つです。

しかし、もうひとつ重要な利益があります。
それは、限界利益です。

限界利益=売上高-変動費
限界利益は、製造業以外なら、ほぼ売上総利益になります。

この限界利益を固定費より多く稼げれば、利益がでます。
ですから、利益を出すためには、限界利益を増やすか、固定費を減らすかしか方法はありません。

ジリ貧会社はこの限界利益と固定費が少しずつ悪くなっています。
そして、赤字になってからあわてて、経費削減を始めるのです。

でも、経費を10%削減するには、多くの痛みを生じます。
そして、会社の体格もやせ細っていきます。

そして、経費節減したはずなのに、お金が増えていないのです。

実は、利益=お金ではないのです。
利益が出ているのに、お金がない、勘定合って銭足らずには別に原因があります。


投稿者 税理士法人サクセス・サポート | 記事URL

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