会計・経理

2013年7月 1日 月曜日

経費節減したはずなのに、お金が増えていない

損益計算書に登場する利益は、売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期利益、当期純利益の5つです。

しかし、もうひとつ重要な利益があります。
それは、限界利益です。

限界利益=売上高-変動費
限界利益は、製造業以外なら、ほぼ売上総利益になります。

この限界利益を固定費より多く稼げれば、利益がでます。
ですから、利益を出すためには、限界利益を増やすか、固定費を減らすかしか方法はありません。

ジリ貧会社はこの限界利益と固定費が少しずつ悪くなっています。
そして、赤字になってからあわてて、経費削減を始めるのです。

でも、経費を10%削減するには、多くの痛みを生じます。
そして、会社の体格もやせ細っていきます。

そして、経費節減したはずなのに、お金が増えていないのです。

実は、利益=お金ではないのです。
利益が出ているのに、お金がない、勘定合って銭足らずには別に原因があります。




投稿者 税理士法人サクセス・サポート