税理士コラム

2013年9月 9日 月曜日

成功者は夢を創る

役所に勤めている友人と久しぶりに会いました。
彼は、四国のある町に住んでいます。
ちょっと話しを聞くと、海があって、田舎で、物価も安いらしい。

これはセミリタイヤにいいかも・・・と思ってしまうところです。


彼に私のブログのことを話してみました。
しかし・・・パソコンを持っていないらしい。
役所にはあるのだが・・・、

メールなら携帯で事足りる、ということのようです。
しかたがないので、携帯で見てもらうことにしました。

私のブログの「成功者」という言葉に反応してきたんです。

というのも、彼の町では、成功者という感覚があまりなく、
のどかでストレスもないのんびりとした町なんだそうです。
しかし、全体的にさびれつつあるらしいのです。


 彼 「そういえば、去年こんな事があったよ。
    ある大手メーカーがうちの町に工場を造りたいと
    言ってきたんだよ」

 私 「ほー、新規開発だな。どんなメーカーなんだい」

 彼 「電機製品のメーカーなんだけど。
     オレの上司が対応したんだ。
     まず、電話があって、その後、わざわざ訪問して
           こられたんだけど・・・」

 私 「よく、田舎の国道沿いなんかで、工業団地の計画とか
           あるもんな」

 彼 「その上司が、何と言ったと思う?びっくりしたよ」

   「わが町は生活保護世帯が多いので、収入が増える産業
         で働くと、生活保護が受けられなくなるので、困ります」

 私 「マジで~」

 彼 「そしたら、メーカーの人も、びっくりしたようで、ぜひ、
           町長さんに会わせてほしい、と言ってたよ」

 私 「町長はどうだったの?」

 彼 「町長も同じさ」


 この町は発展しない時代おくれの町なんでしょうか?
 みなさんはどう思いました?


 その後、半年かけて、メーカーの人が、
 町長さんのところに交渉に来られたそうです。

 そして、ついに、町長さんが了承したのです。
 その町長さんを口説いた殺し文句は


私たちは「モノ」をつくっているんじゃないのです。
私たちは「夢」を創っているんです。




 私たちの心のどこかに変化を嫌う傾向性があります。
 しかし、
 それを動かすのは、理屈じゃない!
 夢なんだ!
 
 大きな夢を描いて、心の中に革命を起こそう!


投稿者 税理士法人サクセス・サポート