税理士コラム

2016年1月 8日 金曜日

皆様の事業の夢ってなんでしょうか?

皆様は今の事業をなぜ始められたのでしょうか?
おそらくは、その事業が皆様の得意分野や経験豊富な分野であったはずです。
私もそうです。
資格を取って独立したわけです。
つまり、「自分の興味関心」で起業したのです。
しかし、振り返ってみると、なんだか少し変な感じがします。

本当は「お客様の興味関心」に焦点を当てて起業しないといけなかったのでないでしょうか。
お客様が喜んでいただけるもの、お客様が必要とするものを提供するために事業があるはずです。

これは、事業を経営していくうえで、大きく変革しなくてはいけないマインドだと思います。
もし、皆様が、働いても働いても楽にならず、忙しい状態が続いているのなら、ぜひ、次の4つの自己変革にチャレンジしてみてください。


(1)自分にための夢をかなえる⇒お客様の夢をかなえる
   「地域一番店になる」「年商10億を目指す」というのは、自分のための夢ですね。
    その夢を語ったところで協力してくれる人はいないでしょう。
    ぜひ、お客様の夢を考えそれをかなえることを出発点にしてください。
   
(2)どうやってやるのか⇒何のためにやるのか
   「あなたの目的は何か。なぜ、他の事業ではなくこの事業を選んだのか?」
   今まで私が接してきた社長さんの多くは、こういうことを考えることなく
         「どうやってやるか」ばかりを考えていました。
   でも、そもそも何のためにやるのかがはっきりしていない状態でどうやってやるのかはわからいはずです。

(3)ビジネスチャンスを探す⇒夢の実現方法を探す
   何のためにやっているのかがはっきりしない社長さんの多くは、ビジネスチャンスばかり探しています。
   次から次に色々な事業に手をだし、結局何も結果を出せません。
   あなたの会社が成し遂げる夢を明確にすることなくビジネスチャンスに振り回されないようにしましょう。

(4)現在から将来像を描く⇒将来像から現在を描く
   現在から将来像を描いて、わくわくするような将来像を描けますか?
   あなたの夢を実現した将来像を描いて、今なすべきことを考えましょう。

投稿者 税理士法人サクセス・サポート