マーケティング

2014年11月25日 火曜日

プレゼンは「説明」よりも「効果」を伝えましょう!

商品やサービスをお客様にプレゼンすると、当然ですが断られるケースがあります。「No」と言われる理由のなかには、商品やサービス自体の中身が悪い場合もあるでしょう。
しかし、説明やプレゼンの仕方が悪く、モノの良さを伝えられずに断られることもあるのです。まずはプレゼンの基本を押さえておきましょう。



決定権者の知りたい情報は何か?

商品やサービスのプレゼンというと、その中身の説明が中心になると考えてしまいがちです。しかし、プレゼンの基本は、その商品・サービスを利用した効果を伝えることにあるのです。

例えば、あなたがお菓子メーカーで新製品を開発する部署に所属しており、新発売の決裁権を持つ部長にプレゼンするとしましょう。
あなたは部長に、どの様にプレゼンしますか?
多くの人は「この新しいお菓子は、○○成分を入れることで、少しだけ苦味が加わったさわやかな味になります」と説明し、さらに○○成分がどのようなもので成り立っているのかを、ひたすら熱心に語り続けます。

しかし、決定権者の知りたいことは、こうした情報ではありません。知りたいことは「どんな人に、どういった効果をもたらすのか」ということなのです。

この場合は、次のようになるでしょう。
① 甘いものが苦手な男性サラリーマンでも、仕事の合間に気分転換にお菓子をつまみたい
② しかし、世の中のお菓子は甘いものが多く、積極的に食べたいものがない
③ 苦味が少し加わったこのお菓子は、目が覚める効果をもたらし、頭をシャープにする
④ ほかにはない味だからこそ、この新製品には意味がある

このような流れでプレゼンすれば、決定権者の心をつかむことが期待できます。

「説明」から「効果」へ。プレゼンの中身を変えるだけでも、ビジネスが好転するかもしれません。



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投稿者 税理士法人サクセス・サポート | 記事URL