マネジメント

2014年2月 4日 火曜日

暗い職場を明るく変えるコミュニケーション4つの基本

経営環境が厳しい時代には社員が能力を目一杯発揮できる職場環境を構築できない会社は生き残れません。
今回は簡単にできる職場活性化のためのコミュニケーション4つの基本をご紹介します。



職場活性化の基本は人間関係づくりの基本

1.挨拶をしっかりする

不愉快な職場に共通しているのは挨拶の不徹底。
挨拶はもっとも基本的なコミュニケーション手段です。
好意の反対が嫌悪ではなく無関心であるように、通りすぎても一言も無い、朝出社しても声がかからない、そんな「無視」「無関心」が幅を利かせている職場で元気いっぱい働ける人間はいません。


2.互いの予定を把握する

各人の責任範囲が大きくなり、手一杯の状態になると往々にして起こるのが業務のブラックボックス化です。
誰も状況を把握していない、全体像が見えない、だから手助けすることもできない。
また、自分自身も忙しく同僚に対して無関心になる。これではコミュニケーション不全は進む一方です。
毎朝、誰が何をどこまで行っているのかを把握しあう仕組みを作りましょう。


3.安心感を与える

「自分はこの職場に必要がないのではないか」そう考えるようになった瞬間、社員は仕事への意欲を失います。
仕事のやる気がなくなれば、一緒に働いている同僚への関心も減衰するのは当然のこと。
そうならないよう、働いている社員が安心感を持って働ける環境づくりが必要です。
ビジネスに対する危機感と、その職場で働くことへの安心感はまったく違うベクトルです。


4.まずは役付きから元気に過ごす

「オレはえらいんだ」とふんぞり返って挨拶もしないような上司がいれば、社員はすれ違うたびにゲンナリします。
まずは役に付いている目上の人間から、毎日元気にコミュニケーションを取る、これが何よりの特効薬です。


いかがでしょうか。これらすべて特別なことは何もなく、どれも通常の人間関係づくりの基本に通じるものばかり。
日本の企業はつい労働を「労道」にしてしまい、社員が辛く苦しい状況で踏ん張ることのみを評価してしまいがちです。

豊かな発想は余裕のある精神状態から生まれます。
そのためには職場のコミュニケーションの改善から取り組むのが成功への近道と言えるのではないでしょうか。



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投稿者 税理士法人サクセス・サポート